こんにちは。ふたりの男の子を育てているゆみと申します。
うちのもうすぐ6歳になるお兄ちゃんは家ではだいたい本を読んでいて、本が好きな方だなぁと思っていたのですが、先日外出先でもびっくりするほど集中して絵本を読んでいたので一緒にいた幼稚園のママ達に驚かれてしまいました。
15人くらいお友達がいて、しばらくはみんなの輪の中に入ってはしゃいでいたお兄ちゃんでしたが、次第に本のある方へ行ってしまい皆がバタバタ走り回っているなか、一人読書タイムを続けるという事態に・・・。
好きな方というか、「本がものすごく好き」なんだという事が分かりました。
私自身は「うちの息子幼稚園でみんなとちゃんと遊んでいるの?」と不安にもなりましたが、ママ達から口々に
「どう育てたら本好きになるの?」
と聞かれたので、産まれてからどのように本と関わったかをお伝えしたいと思います。
本好きになるまでのヒストリー
絵本との出会い
生後3か月頃、バウンサーを頂きました。そのバウンサーに寝かせた状態で絵本の読み聞かせをするようになりました。最初の頃は絵本というか、私の顔をじーっとみている感じでした。
生後4か月頃、くーくーとおしゃべりをし始めたのですが、絵本を読んであげるとその時だけおしゃべりが止まるようになりました。絵本が終わるとまたお話しし始め・・・。ちゃんと読み聞かせを聞いているのだなぁと実感した頃でした。
この様に生後3か月以降から絵本には触れていたようです。
生活リズムとしての絵本
生後6か月、絵本を一冊読んでから寝るという習慣を作りました。パパやママの膝に座って一緒に絵本を見ながら読むスタイルです。我が家では、今でも急いでいない限り寝る前は絵本を読んでから寝ています。
最近はお兄ちゃんと弟くんの読みたい本が違うので2冊読んでいます。
暇つぶしに絵本
ハイハイで動くようになるとキッチンに入ってこないようにキッチンとリビングの間にベビーゲートを設置しました。
私がキッチンに入ってしまうと、息子はだいたいゲートのところまでやってきて泣くので、ゲート前に小さい本棚を用意して数冊の絵本を置いたのです。
仕掛け絵本や、音のなる絵本など、子どもが一人でも楽しめるものです。
すると、次第に本を見て時間つぶしをしてくれるようになりました。
毎月届く絵本を楽しみにするようになる
1歳から某通信教材で毎月絵本が届くようになり、それが届くと明らかに喜ぶようになりました。
昼間も、夜寝る前も読んで欲しいと持ってくるので、同じ本でも繰り返し何回も読んであげました。
一人で座って静かに見てる時もありますが、ビリビリ破いている事もありました。
3歳になり図書館へ
プレ幼稚園が始まって幼稚園の近くの図書館に毎週寄るようになり、借りる習慣ができました。そこで、絵本の幅がぐんと広がりました。
親が、こんな本は?と提案することもあれば、自分の読みたい本を自分で選んでくることもあります。
最初は表紙の絵で選んでいましたが、幼稚園入園前にはひらがなも少しづつ読めるようになってきていたので、タイトルで選ぶ事も増えてきました。特にシリーズものの絵本はシリーズ全部借りたいようでした。
ポケモンとの出会い
お兄ちゃんの本好きにはアニメの「ポケットモンスター」が大きく関わっています。
お兄ちゃんが本好き本好きと言っているので、テレビは見せてないと思われたかたもいるかと思いますが、テレビも大好きなんです。
私が弟くんを妊娠中に2か月の入院となってしまったため、年少さんだったお兄ちゃんはますますテレビの時間も増えました。
そこで出会ったのが「ポケモン」です。
たくさんいるポケモンを覚えたくて、ポケモン図鑑などを一人でじーっと読むようになりました。
カタカナばかりのポケモン、必然的にカタカナも覚えていきました。
ポケモンばかりの情報雑誌も大好きで、すみずみまで読んでいます。
戦隊ものも大好きだけど・・・
幼稚園に入ってからは、お友達から戦隊ものの情報を得てくるようになりました。
うちは私の方針で、戦隊もののテレビは見せていないのです。
ですが情報は仕入れたいお兄ちゃん。
本屋さんに行くと必ず戦隊ものの本の売り場に行き、素早く情報を仕入れてきます。その集中力たるや、大人顔負けです。
あまりにも熱心なので、欲しがった戦隊ものの本は購入するようになりました。
※関連記事 子どもに戦隊もののテレビを見せたくない2つの理由
最近のお気に入りは図書館で借りる漫画
年長さんの今は、図書館で借りる事のできる漫画を読むのにはまっています。
漫画は人気なのでなかなか借りられず、自分で予約方法を覚えて予約するようになりました。
園児には難しい内容なのですが人気の学習漫画で、基本的にはギャグ漫画のようです。周りを気にせず大声で笑っています。
本ならなんでもいいみたい
漫画を覚えてしまったから、もう漫画しか読まなくなるのかな?と思いきや、図鑑系も大好き。
今日も、「お母さん、日本初のモノレールはこの前見た上野動物園のモノレールなんだって!」と百科事典から得た知識を教えてくれました。
そして、先日幼稚園のお友達と遊んでいた時は、世界の名作集のような物語をじーっと読んでいました。
図書館にいくと、相変わらずシリーズものの絵本はチェックしているようです。
最近は弟と二人で本を読んでいる
お兄ちゃんは、朝起きたらとりあえず何かしらの本を読み始めるので、1歳8カ月の弟くんも一緒に自分のお気に入りの絵本を眺めています。
お兄ちゃんが漫画を読んで笑っているのも見ていて、弟くんもページをめくっては笑い声をだしています。
二人で一つのビーズクッションに座ってじーっと本を読んでる姿を見ると、つくづく兄弟間の影響は大きいなと感じます。
いっそのことリビングには本しか置かないようにした
こんなに本が好きならと、最近おもちゃ類は他の部屋に移動して、リビングには大きな本棚を置きました。
弟くんが本の表紙をはずしたり、たくさん出したりするけど、おもちゃが散らかっているより、片付けやすいし、暇になると本を読んでいてくれます。
終わりに
最初に本を読む習慣を作ったのは親ですが、その後お兄ちゃんが自分で読みたいと思うようになったのは「本を読んで得る情報」の存在を知ったからだと思います。
テレビアニメでも、ゲームでも、アイドルの存在でも「大好きな何か」の存在があるともっと知りたいという欲求で本から情報を得ようとするのだと思います。
まだ小さい赤ちゃんでも読み聞かせはおすすめです!
ちょっと大きくなったお子さんには、親が決めた読ませたい本だけでなく、子どもの興味のある本を提供してみてください!
きっと熱心に読むようになります!
本を好きになるスタートはそこからです!