子どもに言う事を聞いてほしいと思ったら、試して欲しい3つの事

人の振り見て我が振り直せとは、こういう事をいうのだなぁと実感したことがあります。

先日、親の注意に全く耳を貸さない子どもを何人か見かけました。

ママやパパが何度言っても行動が全く改善されないのです。

でも、ふと「あっ、ここの家もだ!」と、その注意してる親に共通点があることに気が付きました!

うちにも当てはまる(^▽^;)。あんな風にならないように心がよ~と決意した一幕です。

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レストランで遭遇したその家族は、ご両親ともお子さんに

「静かにしなさい!」

「他のお客さんの迷惑になるからこっちに来なさい!」

「これ食べるの?食べないの?」

「まだ食べ終わってないでしょ!座りなさい」

等の声をかけていました。

習い事の教室で出会ったママは、

「早くしなさい!」

「走り回ってないでさっさとしなさいよ!」

「もう!なんで着替えないの?」

「えぇっ?まだ着替えてないの?」

「ちょっといい加減にしなさいよ!」

等の声をかけていました。

公園で遊んでいる時に出会ったママは

「こら、それしないよ!」

「あっ、またやるんだったらママ怒るよ!」

「いい加減にしなさい、何度言えばわかるの?」「もう本当に怒ったからね!」

等の声をかけていました。

子育てをしていれば、よくある光景なんです。

だから、「あぁ~うちもこんな風にみられているのだろうな。」

と実感しました。

でも、子どもの様子をみていると全く話を聞いている感じじゃないんですよね。

親の声だけ聞こえてないんじゃないの?ってなくらいに。

そこでその原因を考えてみました。

・親が同じ場所から動かない。

3組とも子どもが親から離れても、親は同じ場所から声をかけているんです。「やめなさい」と口では伝えているが、やめさせようとする行動はとらないのです。食事をとってる両親は食べながら注意をし、習い事、公園のママはママ同士の会話から抜ける事なく、会話の合間合間に注意をしていました。

・次から次へと声をかけていく

1つ注意したかと思ったら、すぐに次の言葉を発しているのです。子どもは黙っていう事を聞かないので、はたから見ていると、注意してる親がうるさく見えてしまうのです。

・しゃべりかけるトーンが注意している時と一緒

もはや、注意でもなんでもない時の声も、注意してる時の声のトーンと一緒なのです。どこで注意されたの?どっから普通の会話?と尋ねたくなってしまうような・・・。

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「じゃあ、いったいどうすればいいの?」

1、注意は一回!

子どもには一応聞こえてはいるんですよね。でも親が何度も言うものだから、シャットアウト機能が備わってしまったのかもしれません・・・。

自分でも実感した事なのですが、一度に何度も注意すると、何度か言われないとやめない習慣ができてしまうようです。「一回目だったし、まだ大丈夫かな?」と。

一度言われたらやめる習慣に変えていきたいところです。

2、しゃべり方にメリハリを!

もし、注意するときに大声が出てしまうなら、普段のしゃべり方の声のトーンに意識してみるといいかもしれません。普段穏やかなしゃべり方の人が、大きな声で注意したら効果的ですよね!

注意の仕方に関しては別の記事でも書いているのでよかったら参考にしてください。

子どもに伝わりやすい注意の仕方

3、自分のやっていることを一度やめ、親が動いて話しに行く

遠くから声をかけているだけでは、子どもに言葉や気持ちが届きにくいようです。子どものところに行き話をする。やめて欲しい事をやめさせに行く。直接親が近づいていけば、何度も声をかけなくてもすむかもしれません

保育士の時は子どもの保育が仕事なので、すぐに子どもに近づいて話しをすることもできましたが、家だと何かをしながら話をする事が増えてしまったのです。

そして何度も同じ事を言ってしまうのです。「ねえ、聞いてる?」って。

それが習慣化されて何度も言わないといけない・・・。と悪循環が起きてしまっている気がします。

うちだと夫が寝っ転がり、携帯電話をみながら子どもに注意する姿をよく見ます。子どもは大体何も聞いてませんね…。

なので、本当に聞いてほしい、やめてほしい、と思う事ならば、食事や会話やネットをやめて子どものところへ行き目を見て話をするのが大事だと思います。

私自身に関してはキッチンで料理をしている手を止めて子どものところに行くように心がけたいなぁと思いました。

普段の何気ない光景に子育てのヒントは隠されているものです。これからも何か発見したら、お届けしたいと思います。


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