「早くしなさい!」と言わない子育てって?

図書館や本屋さんの育児書コーナーを見ていると、「早くしなさい!の声掛けはよくない」という内容の本がたくさん置いてありますよね。

「早くしなさい!」を言うなですって????

私はちょっとひねくれたところがあるので、まず著者を確認してしまうのです。一流大学卒業の素晴らしい経歴の人やテレビにも出ている著名人の男性が育児書を書いてます。

もちろん教育現場に関わっている人達ではあるのですが、専業主夫経験はなさそうです。

私の頭も古いのかもしれませんが、男性が外で働いていて、女性以上に育児にかかわる事はあるのでしょうか?今でも育児休暇をとっているのは女性ばかりですよね。

子育て中の荒んだ雰囲気を知らない男性に「早くしなさい!と言わないようにしよう」なんて言われても説得力がありません!

って思ってしまうのです。(*’▽’)

しかし、皆さんが口をそろえて言っているのだから実践してみようではないか!とお兄ちゃんが幼稚園に行く前の朝のとてつもなく忙しい時間に試してみることにしました。

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そもそも、なんで早くしなさい!って言わないほうがいいの?

・自主性や自分で考える機会・習慣を奪ってしまう

・放っておいた方が自分でやる子になる

・結局「早く」の掛け声がないと行動できない。

・ただでさえ、急がせる社会なのだから、家の中だけでもその苦しさから解放するべき

等の理由があげられています。

「早くしなさい」って言わなかったらこうなると思う(私の想像)

・幼稚園のバスの時間に間に合わない。

・学校などの集団生活で迷惑をかけると思う。

・マイペースな大人になったら、将来社会に出て大変な事になると思う。

「早く」と言わないようにしたある朝の出来事

あらかじめ、「今日はお母さん早くしなさいって言わないから頑張ってね!」と伝えておきました。もちろん穏やかな声で。

お兄ちゃんも「はーい」と承諾したものの、起きたとたんお兄ちゃんトイレにもいかずに本を読み始めます。

早くトイレ・・・・。」と言いたいところガマン、ガマン。

「パンの準備できたから食べよう」の掛け声で慌ててトイレに行きます。

朝食が始まると「あのさ~」とお話が始まります。楽しく食事はしたいので会話しながらの食事はオッケーなのですが、お話がとまらないー。しゃべりだすととまらないという特徴を持っているのがお兄ちゃんなのです。そして、食事が全然進まないー。

「おしゃべりばっかりじゃなく早く・・・」と言いたいところガマン、ガマン。

私がさっさと食事を切り上げるとやっと食べ進めました。

食後、弟くんが遊んでいるおもちゃのところに加わり、一緒に遊び始めます。

早く歯磨き・・・」と言いたいところガマン、ガマン。

私が弟くんの着替えを始めると、お兄ちゃんも歯を磨きに行きました。

歯を磨いた後、パジャマを脱いだパンツ一丁の格好でまた本を読み始めます。

「服を早く・・・」と言いたいところガマン、ガマン。

私と弟君はお兄ちゃんをバス停まで送るまでの準備は整い、靴を履いて玄関でお兄ちゃんを待ちます。

そこへ、お兄ちゃんが玄関にやってきました!

「待ってよ~ぼくまだ準備終わってないよ~」

とパンツ一丁で泣き叫んでいます。

私もとうとう我慢できなくて

「さっさとしないからでしょぉ~◎▲$♪●&×♯¥%!!」

最後は自分でも何を言っているのか分からないセリフになってしまいました・・・。

「早く!」と言わないことがこんなにももどかしく、苦しい事だったなんて~

「早くしなさい」を言わない事によって気づいたこと

朝の時間だけで何度も私が「早く」と言おうとしていたことが分かりました。

そして一番実感した事はお兄ちゃんは「早く」の声かけで行動していたということです。この日の朝は「早く」と言われていないからまだ余裕だ!と思ってしまったのでしょう。

無言の圧力はかなりかけましたが・・・。

つまり、私が「早く」と言い続けると、自主性や自分で考える機会、習慣を奪い、私の想像していた「集団行動で迷惑をかける」だの、「社会に出てから大変なことになる」になるのかもしれない・・・。と予測されます。

私は「早くしなさい!」と声をかけることによって、子どもが早くすることを学んでいると思い込んでいました。

くっ悔しいけど「早く!」という声かけは、子どもにとって何も意味のない声かけなのかもしれない・・・。

そういう新たな発見はありました!

ですが、いったいどうすればいいのでしょう?子どもの自主性に任せて、子どものペースに付き合って、どうやって幼稚園バスに間に合うと言うのですか??

バスに乗り遅れてもお母さんが幼稚園まで送ればいいのでしょうか?

そもそも幼稚園まで遠いからバス通園しているのに、下の子も抱えていてのそんな事、やってられません!

仮に何度か幼稚園まで送ったとしても、これからも毎日送ってほしいとか言われて、あえて間に合わないように行動したりとか・・・。

無理です!

幼稚園バスにはやっぱり間に合って欲しい!

そこで考えてみたのが、携帯電話のアラーム機能です。

ご飯を終わらして欲しい時間と、靴を履いて欲しい時間にアラーム設定しました。

しかし、これは「早く」を携帯さんに言わせているだけで、何も進歩のない事なんですよね。

自分で考え行動していることにはなりません。

私も結局「アラームなってるんですけど!!」

と声を荒げる結果となってしまいました”(-“”-)”

絵を描いて時間の流れを説明する

7時に起きたとして、「8時に家を出る!」という目標があれば時間の感覚がわかっている大人は簡単に達成できますが、時間の感覚がよく理解できていない子どもにはその1時間の流れがつかみにくいと思います。

簡単でいいので、「ご飯を終わらしたい時間」「着替え終えていてほしい時間」「玄関に向かってほしい時間」などの目標時間を時計の絵に書いて説明してあげると、時間のイメージが持ちやすくなるかもしれません。

本やテレビおもちゃなどを利用して

子どもは興味のあることが目標となれば自ら動くこともあるのではないですか?

「歯磨きと、着替えが終わったら遊ぶ時間があるよ!」

「テレビ見てもいいよ!着替え終わって幼稚園行く準備できたらね!」

幼稚園に行くのが目標ではあるのですが、それは子どもには想像しづらいのかもしれません。それなら見えやすい目標に向かって自ら行動してもらうのはどうでしょうか?

今までより早く起きてもらう!

この春お父さんの出勤時間が大幅に変更され、今までより早く起きることになりました。物音で必然的に1時間早く起きるようになったお兄ちゃん。

起きたら相変わらず本を読み始めるのですが、今までと違って時間に余裕があります。

お兄ちゃんの様子を見ていると本を読み終わったら「トイレに行きたいんだった」と言ってトイレに向かいました。

「ごはんできたよ~」の声で一緒に座ります。

食べ始めるとおしゃべりが始まるのですが、私も弟くんも食事を終えるとそそくさと食べ進めます。

食後は案の定、弟くんの遊んでるおもちゃで一緒に遊び始めます。

私も片づけや、自分の準備をしながら様子を伺っていると

「あっこんなことしている場合じゃなかった!」と歯を磨きに行きました。

こんな風にイライラせずに観察できるのも、時間に余裕があるからだと思います。

機嫌よく起きるためには寝る時間も早めたりとまた別の苦労もあるかもしれませんが、やはり早く起きると子どものペースに付き合うことができるのだなぁと実感している今日この頃です。

終わりに

あれもこれもしなければならない子育て。

正直、「今後一切『早くしなさい』って言わないぞ~!」なんて理想的な発言はできません。

でも子どもには自分で考えて行動する子に育って欲しいとも思うので努力はしていきたいと思います。

やはり、「早く!」と朝から言わないだけでも疲れ度が全然違います。

朝の幼稚園のバス停までの道のりが、すがすがしいです!

ぜひ、試してみてください!

※参考にした本です。

 「ゆっくり育てる」と、子どもは伸びる! (PHP文庫) 

 


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