こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。
我が家は10年間分譲マンションに住んでいました。
様々な理由から「引っ越したいな〜」と思い始めていましたが、金銭的理由から引っ越しはもうないだろうと諦めていました。
しかし、私が働き出した事によって収入が少しアップし、貯蓄ペースも上がっていくと今なら家の買い替えが可能かも??
と夫婦共にゆる~く物件探しをし始めたのです
すると
めっちゃいい物件に出会ってしまった!
さて我が家の場合、家を買い換えるつもりもなかったので余分な貯蓄もありませんし、マンション以外の資産もありません。毎月の収入も上がったとは言え、ごく一般的な収入です。
そしてお互いの両親からお金の援助はあり得ません。
ですが結果、家の買い替えを決断するのです。
住んでいるマンションはまだ売り出してなく、手持ちのお金もない状況での家の買い替えです。
今回は分譲マンションから、中古戸建て物件の買い替えについて我が家の経験をお伝えしたいと思います。
物件は出会い
実は今の家に出会う前に新築戸建て物件を見に行っていたのです。
今までのマンションのように床暖房はついていませんが、日当たりも良さそうだしなんとかなる気がしました。
でも悩むのはローン返済問題です。
以前マンションを購入したのは今から10年前で30歳の時。
もう40オーバーの私達がローンを組んで返済可能なのか?
そんな思いからファイナンシャルプランナーに相談してから決めよう!決意しました。
結果、我が家は割と節約家計で、このままの生活を続けるのであれば返済は可能とのことでした。
なのでその後、不動産屋に「あの家買います!!」
と連絡したのですが、時すでに遅し・・・。もう買い手が決まっていました。
物件とは出会いなのです…。
残念でしたが、私達が住むべき家ではなかったのでしょう。きっともっといい家が見つかる!と気持ちを切り替えることにしました。
そして新たな出会い
そして次に出会ったのが今の家です。
私が昼寝をしている土曜日の昼下がり、横で一緒に昼寝をしていたはずの夫が大声を出しました
「出た!」
私はスマホで物件検索をしていた夫の大声で目が覚めました…。
寝ぼけまなこで物件サイトをみたのですが、
ん?見たことある外観・・・。
それは以前、住みたいエリアの地域を探索していて
「ここの家いいね〜」
と目に止まった家だったのです!
それが今、まさに中古物件として売りに出されています!!
場所としては以前見た新築物件から徒歩7〜8分のところなのですが、スーパーや公共施設、学校も近くなり、より便利な場所です。
金額は前回の新築物件と同じ価格でしたが、築14年でも内装リフォームされるとのこと。
夫はすぐさま不動産屋に連絡し、次の日の内覧予約を取り付けました。
内覧そして即決め
そして次の日家族全員で家を見に行きました
どうやら内覧1番乗りだったようです。
中はちょうどリフォーム工事が入っており、床板や壁紙のない状態の内覧でしたが、風呂、トイレ、キッチンも新しくなり、床暖も入るとのことで何も文句はありません。
なにより立地がいいのです!
なので、内覧を終えてすぐに
「この家に決めます!」
と即決していました。
さてお金問題
いやしかし待て!
我が家にはお金がないぞ!
貯蓄と言っても私が働きだしてから貯まってきた数百万。
そして一度マンションを購入したことがあるから知っているのです。
いくら頭金ゼロ円で家を買えると言っても物件を購入するのには手付金、登記費用や住宅ローン借入費用、不動産取得税など諸費用が数百万かかることを・・・。
ましてや今回は中古物件。仲介手数料も取られます。
引っ越し費用も残しておかなくてはなりません。
マンションを売ればいくらか手元に来るでしょうが、マンションはまだ売りにもだしていない段階です。
まあ普通のご家庭ならそもそもこんな金銭状況で家を買い換えるなんてしないのでしょうが、我が家夫婦揃ってのんきなんですよね。
なんとかなるかな〜
の気楽な考えです。
すると…
諸費用分もローンに組める!
諸費用分もローンに組み込める方法があったのです!!
購入時に必要な登記費用や住宅ローン借入費用、不動産取得税も借りての購入です。
手付金だけは必要でしたが、ほとんど現金を手放すことなく物件を購入することに成功しました。
今手元に現金がない方、そういう方法もあるのです!
二重ローン問題…
そしてここでもう一つ忘れてはいけないのが二重ローンです。
まだマンションは売れていないのでローンは返し続けないといけないし、次の中古物件の受け渡し日から新たなローン返済が始まってしまいます。
つまり我が家はマンションが売れるまで二重ローンになってしまうのです。
もちろん、我が家が二重にローンを返済していたら数ヶ月で破産してしまいます。
ですが、これに関しても救済措置があったのです。
マンションが売れるまでは住宅ローンの金利のみ払うシステムがある!
銀行としても一人でも多く住宅ローンを組ませたいのでウィンウィンの関係なんでしょうね。
1年間という期限つきでしたが、マンションが売れるまで、金利分を払いさえすれば本格的なローン返済は待ってもらえる制度がありました。
なのでいざ、戸建て物件に引っ越してからもマンションが売れるまでは、
マンションのローン返済+マンションの管理費・修繕積立金+中古戸建物件のローンの金利
を支払うことにはなったのですが、まあなんとかやっていける値段でした。
しかし、ローンを支払ってもいないのに、購入した戸建て物件に住み始めたのは変な気分でした。
半年後に無事マンションが売れる
ちょうどコロナの影響が始まったばかりで、物件が動かない時期もあり、マンションが売れるか本当にドキドキでした。
しかも我が家の住んでいたマンション、以前記事でも書きましたが駅から遠く、大勢の人に飛びつかれる物件ではありません。
ローンの金利のみを支払う制度は1年間の期限付き…。
これまたのんきな夫婦だからこそ、こんなギャンブル的なことができたのでしょうか?
毎日「マンションが売れますようにぃ〜」と祈る日々でした。
そしてマンションを売りにだしてから半年後、とうとうマンションが売れたのです!
コロナ禍もあり、値引きはされてしまいましたが、とにかく売れないことには話は始まらなかったので買い手の希望価格で売ることにしました。
それでもいくらかは手元に残る計算です。
借金を背負うことにはならないので良しとしました。
最後に
こうして、なんとか家の買い替えを実行した我が家です。
今思い返してみても、よくそんなギャンブル的な買い方をしたなぁとは思います。
でも我が家としては引っ越して本当に良かったと思っています。自分たちの住みたいところにしがみついて執念で勝ち取った気分です。
もう二重ローンの心配もないので、あとは、頑張って働いてローンを返していくのみです。
生活するにはどちらにしても家賃は必要なので、ローンを借金と思わず、生活に必要な経費と思って支払って行きたいと思います!
我が家の経験がどなたかの役に立てたら幸いです。
それでは!