時代を恨む?資格を取らなきゃと焦るのは就職氷河期世代あるあるなのか

こんにちは。2人の男の子を育てているゆみと申します。

先日、就職氷河期世代をとりあげているドラマを見ました。NHKで放送されていた「半径5メートル」というドラマです。

うーん。考えさせられるものがありました。

就職氷河期世代…

まさに私も当てはまります。

そこで思ったのです。

もしかして休みの日でも「何かしなきゃ!」という私の焦燥感は、

就職氷河期世代のせい???

今回は就職氷河期世代の生き方を考えたいと思います。

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就職氷河期とはいつ?

ウィキペディアによると、就職氷河期とは、社会的に就職難となった時期の通称で、リクルート社の就職雑誌『就職ジャーナル』が1992年11月号で提唱した造語なんだそうです。

ちなみに時期は1993年から2005年卒が該当するとされるそうです。はぁ。私もビンゴで就職氷河期世代…。

学歴を低く偽って就職試験も

つい先日、大卒の資格を持ってる方が高卒と偽って高卒枠の公務員試験を受けていたニュースを見ました。

その方は経歴を偽ったまま何十年も地方公務員として働いており、今となって経歴がバレ、問題となったのです。

大卒であっても就職先がない…。むしろ大卒が足かせとなった時代なのですね…。

就職氷河期を題材にしたドラマの内容は?

雑誌記者の主人公が就職氷河期世代の女性2人から話を聞くストーリーでした。

一人目は非正規社員として雇われ、8年間安月給で正社員にこき使われ、この不平等さを裁判で訴えたいという女性でした。

非正規社員が必死に働いてるからこそ、ぬくぬくとした生活ができる正社員の国民全員に土下座をして謝ってほしいという強い思いのある女性です。

一方、もう一人の女性は時代的に非正規なのが当たり前で、自分だけが苦しい思いをしたわけではないからと、今のアルバイト生活に不満がない様子です。

しかし、年下の主人公が自分の名刺を差し出した事、お茶代を経費で落とせると言った事、仕事に失敗して部署移動させられたと無邪気に語る姿に激しく嫉妬するのです。

非正規社員は名刺を持つこともないし、会社の経費を使うこともできない。

仕事で失敗するチャンスもないのだと。

資格もたくさんある彼女でしたが、正社員になる事が時代的に困難だったようです。

うーん。どちらの女性の気持ちもよくわかります

。それに名刺って私も憧れます!

就職氷河期時代の就職先は?

私は女子大学の文学部出身なので、ほとんどの子が資格もなく、お友達全員非正規での採用でした。就職できただけありがたい時代です。

2歳差の私の妹は一流大学と言われる大学出身でしたので、男性は名のある企業に就職していましたが、女性はまだまだ非正規雇用、もしくは理想とはかけ離れた職種だったようです。

私の場合

民間企業への就職口がないものだから、福祉系の学部や、福祉系への就職が流行ったのも時代なのだと思います。

かくいう私も福祉系の職場に正社員で採用されたものの、辛くて1年で辞めてしまいました。

その後はデパートで契約社員として働きました。

契約社員での職場は社員と同じように色々やらせてもらえて、楽しい職場でした〜♪仕事ってこんなに楽しくてもいいんだ!!と

でもある日気づいたのです。契約社員って、いいように使われてる?

だって年収200万…

そうです。フルタイムで年収200万だったのです。手取りじゃないですよ!

もろもろ引かれて月13万円くらいだったはずです。もちろんボーナスはナシ!

いくら楽しくても東京で一人暮らしの私には生活が苦しすぎて転職を考えました。

どうやってやりくりしてたのでしょうね…

そして次に就職したのが保育園。

これまた大学卒業後に資格を持たなければ!と独学で取得した保育士です。

給料は少し上がりましたが、家でやる仕事が多すぎて…。常に仕事に追われてました。

やりがいはありましたが、割にあっている給料だとは今でも思っていません。

満足できない自分

私は十分な対価が得られないのは自分の能力のせいだと今でも思っている節があります。

なので、今でも資格取らなきゃ、資格取らなきゃ!という焦りがあるのです。

とりあえず去年幼稚園の免許は取りました!

そして英語やらなきゃ!は呪いのように常に頭の片隅にあります。(実践できてませんが…)

でも能力のなさを常に卑下してる自分は時代によって作られたものなのでは…と感じ始めました。

働いてもお給料が上がらないのなら、自分が能力を上げるしかない!

多分、その考えはある意味正しいのだと思います!でも、肩書もなく低賃金で必死に働いた時代というのは満たされない自分を形成してしまったのかな?とも思います。

最後に

今もまさに非常勤職員の身である私です。

子育て中なので、「気楽でいいじゃん!!」と思える日もある一方、「正規職員と同じようなことやってるのにお給料安すぎる!!」という思いや、「資格の使える職業に就いて自分を認めてもらいたい!!」などの気持ちが渦巻いております。

この無限ループ。脱出できる日が来るのでしょうか?

ちなみに厚生労働省のホームページでこんなサイトを見つけました。

↓↓↓

就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業

国としても対策をとっているのですね。

しかしやはり、我々の世代がこれから正社員として就職するには、なんらかの資格を取得しなければならないようです…

では、また「何かしなくちゃー」と焦り始めたらお知らせすることにします。

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