中学受験の勉強をさせるのはかわいそう!の思考はやめます!

こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。

さて、我が家では小学2年生の長男に中学受験をさせるつもりで勉強させております。

中学受験をさせたいと言い出したのは夫です。

私は受験に全く興味がなかったし、むしろ受験させるなんてあり得ないと思っていました。

でも夫の熱意と、今のところ息子が勉強を楽しいと思っているようなので、私も渋々納得し、応援しようと思い始めたところです。

今のところ、まだそんなに追い詰めるほど勉強をさせているわけではないのですが、私はそれでも「こんな小さなうちからそんなに勉強して大丈夫かな?」

という漠然とした不安がありました。やはり、メディアからは中学受験の失敗例や、夜遅くまで塾に通ってかわいそうな子どもという視点からの情報ばかり入ってくるからです。

しかし今は、中学受験勉強を子どもにさせる事は全くかわいそうではないと思えるようになりました。

今回は、なぜ、「中学受験をさせるのはかわいそう」と思わなくなったか?をお伝えしたいと思います。

息子に中学受験をさせると伝えた時の周りの反応

最近長男は宿題とは別に夫が用意した問題集などを使って勉強をするようになりました。

そして『志望校は?塾なし?我が家が目指す中学受験スタイル』の記事でも紹介しましたが、夫は息子のためにやる事リストを作っています。小学2年生の彼は淡々と、リストに書かれた課題をこなしている毎日です。

そのやる事リストを私の妹に見せたところ

「えっ?もうこんなに勉強してるの?お宅の息子グレるんじゃない?」

と言われました。

私の母にも「夫が真剣に息子に受験勉強させ始めた」と伝えたところ、

「へー。受験勉強だなんて」

と皮肉っぽく言われました。

私も何となく不安になって母や妹に話したのだと思います。そして私と思っているような反応が返ってきたので「そうだよね。やっぱりそう思うよね」とさらに我が家が悪い事をしているような気分になりました。

私の考えを変えさせてくれた本

そんな時に、夫に「この本を読んでみるといいよ。受験をさせる事はかわいそうじゃないと思えると思う」と一冊の本を紹介されました。

それがコチラです

↓↓↓

「間違いだらけの中学受験」

間違いだらけの中学受験 (ベスト新書)

ざっくり言うと、学校選びや塾選び、子どもを受験勉強をさせるにあたって親があるべき姿などが書かれています。

中学受験に関する情報を集めやすい世の中ですが、その中には間違った情報もあります。そこで両親がいかに正しい情報判断ができるかが、子どもを受験させるうえでの肝となるようです。

そしてこの本の第4章に『中学受験勉強は、かわいそうで無意味か』という項目があるのですが、そこに以下のように書かれていました。

たしかに「中学受験勉強」をしていればつらくなることはある。しかしそれは勉強に限ったことではないだろう。野球だろうがピアノだろうが、真剣にやれば、つらさも味わう。

~略 野球少年は賞賛され、中学受験生は同情される。中学受験をさせている親を、どこか冷ややかな目で見る風潮もある。おかしい。

なるほど。自分にも上記のような考え方があるなぁと読んでいて思いました。

卓球の福原愛さんをテレビで昔から応援していましたが、それこそ小さいのに泣きながら毎日卓球の練習をしていました。それをかわいそうだとは思いませんでした。応援したくなりました。

同じマンションの野球をやっている小学生の男の子が毎日素振りをしたり、ランニングしている姿を見て、「わぁ。偉いなぁ!かっこいいなぁ!」って思います。

でも、それが『勉強』に入れ替わるだけで、なんとなくかわいそうだと思ってしまうのです。

受験しなかった私は小学生の時放課後何をしていたか?

何時間も勉強させることがかわいそうだというのなら、じゃあ、受験をしなかった私は小学生時代何をしていたのか?

私は小学3年生の途中から6年生まで週3回スイミングスクールに通っていました。

しかもスクールバスに乗ってプール到着が18時。そこから1時間以上準備運動をして、19時過ぎから練習が始まり、帰りはコーチの車に乗せてもらって帰宅。

帰ってくるのが毎度21時過ぎでした。夜ご飯はもちろん帰ってきてからです。

そういえば私はそんな生活をしていました。

ゴーグルの中に涙を溜めて「苦しい、もう無理」と思いながら泳いでいました。

私の子ども時代のそれと、塾に通っている子どもの何が違うのでしょう?

結局同じことなんですよね・・・。

私は勉強ではなく、水泳に夢中になった。ただそれだけの違いなんですよね。

高学年になった息子が受験勉強をしていなかったら?

高学年になると小学生もほとんどが6時間授業で帰ってくるのは16時です。

そうすると、遊びに行く時間もないのでずっと家にいるでしょう。平日の習い事はしていないので、家での過ごし方は低学年の今とほとんど変わらないと思います。

宿題して、テレビと本や漫画で時間をつぶす事でしょう。

そうすると「ちょっとくらい勉強したら?」とも親なら言ってしまうと思います。

受験勉強までさせるのはかわいそう。でも家でダラダラしていても欲しくない。そしてちょっとくらいは勉強してほしい。

親って、子どもに何を求めているんでしょうね・・・。

親がかわいそうと思わない事

我が家では長男に中学受験をさせようと決めました。

息子自身もその気になって毎日の課題をこなしています。

息子はスポーツもやっていますが、そこまでのめりこんでいません。勝ちたい気持ちはあるので、練習日は頑張っていますが、自主練をするほどではないようです。

でも、お父さんの課題は楽しそうに毎日やっているのです。

これから学年が増すごとに課題も増えていくだろうし、本人がどんな反応を示すか分かりませんが、おそらく彼にとってはスポーツより勉強の方が夢中になれるのだと思います。

それなら受験勉強をかわいそうだとは思わず、親は前向きに応援するだけです。

最後に

野球やピアノと違って、受験は『合格』か『不合格』か、結果が2択しかないところに私は不安を感じていました。

なので「受験に落ちたら今までの努力が無駄になる」というところから「わざわざ受験勉強させることがかわいそう」という思考につながっていたのかもしれません。

でも知識を身につける事はその後の人生で何も無駄な事ではありません。

知識はその子の財産となります。

そう信じ、受験勉強は『基礎学力や勉強する習慣を子どもが身につける期間』と捉え、受験勉強を応援していこうと思います。

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