誰にでも帝王切開での出産になる可能性はあるんです!

今や妊婦さんの5人に1人が帝王切開で出産しているようです。そういう私も第一子出産の時、緊急帝王切開となってしまいました。「なってしまった」という表現を使うのは、やはり全く予想していない事だったからです。

帝王切開になった事によって自分と子どもが守られたわけなので、今となってはこの出産方法に悔いはないのです。だけど、普通分娩で出産するものだとばかり思っていて、帝王切開に関する知識が全くなかったので、出産当初は「帝王切開になっちゃった・・・。何も分からないまま出産が終わってしまった・・・。」と嘆くばかりでした。

なので、これから出産する人に

誰にでも帝王切開での出産になる可能性がある!

と伝えたいです。

そこで今回は、緊急帝王切開になるパターンを紹介したいと思います。

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緊急帝王切開になる主なパターン

【胎児機能不全】

胎児心拍数モニタリング検査や、超音波検査で、「赤ちゃんの心拍が下がった」「赤ちゃんの状態がよくない」などと判断された場合をいいます。 胎児が弱っているという診断をされた時に、赤ちゃんが十分に下りてきている状態であれば、分娩吸引分娩などでのりきることができますが、すぐにお産にならないと判断された場合は緊急帝王切開になります。

【臍帯下垂、臍帯脱出等のへその緒のトラブル】

赤ちゃんに酸素を送る大事な役割のへその緒が子宮口近辺まで下がってきたり(下垂)、赤ちゃんより先に膣内または外陰の外に脱出してしまった場合、またはへその緒が赤ちゃんに絡まったりした場合、赤ちゃんに十分な酸素が送られなくなってしまうため危険な状態になるので、緊急帝王切開になります。

【遷延(せんえん)分娩、分娩停止】

10分間隔で十分な陣痛が来ているのに、初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上経過しても赤ちゃんが産まれない場合の事です。子宮口が開いてこない、赤ちゃんの頭が降りてこない等の理由が背景にあります。赤ちゃんの状態が悪くなっていると判断され、吸引分娩や鉗子分娩のできない状況の場合は緊急帝王切開に切り替えます。

【常位胎盤早期剥離】

胎盤は通常、赤ちゃんが産まれた後に子宮からはがれるものですが、妊娠中、分娩中の赤ちゃんが産まれてくる前に、子宮壁から突然はがれてくる状態の事です。大きくはがれると、子宮内で大量に出血し、赤ちゃんにも酸素供給が滞ってしまうため、母子ともに危険な状態になります。赤ちゃんをすぐに出す必要があるため、緊急帝王切開になります。

終わりに

普通分娩に何らかのリスクがあることが分かっていて帝王切開の予定を組むことは可能です。しかし緊急帝王切開にならないための予防はできません。妊娠中の検診で何も異常はなく、経過良好であってもこのような事態になることはあるのです。なので、上記のような診断を受けた場合、その場で覚悟を決めるしかありません。

しかし、予防はできなくても、予備知識を備える事はできます!

知識があるのとないのとでは、産後の気持ちが違うと思うのです。

私自身、予想もしていなかった帝王切開の手術で、産後すぐは、「なんで私ばっかりこんな目に合ってしまうのだろう。」「普通分娩で産みたかった。」「赤ちゃんの産声聞きたかった・・・。」など悔やむ気持ちばかりでした。中でも「この子は本当に自分の子なの?」という気持ちはなかなか消えませんでした。全身麻酔での手術だったため、産まれたての子どもを見ていないからです。※上位胎盤早期剥離を経験しました

しかし、帝王切開は決して悪い出産方法ではありません。赤ちゃんの、またはお母さんの命を救ってくれる分娩方法のひとつだってことは今は理解しています。帝王切開だったからこそ今元気な子どもと私がいるんだって後からようやく気づいたのです。

なので、妊婦さんには普通分娩じゃない出産方法もあるんだと頭の片隅に置いておいて欲しいのです。その方が帝王切開での出産になった時の気持ちの回復が早いと思います。


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