こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。
うちは長男が8歳なのですが、まだおこづかいをあげていません。他の家ではどうしているんだろう?と気になる今日この頃です。
私自身、ちゃんとしたおこづかいをもらうようになったのが高校生になってからなので、小学生のうちからおこづかいを渡してもいいのか?分からないでいます。
今回は子どもとお金について考えてみたいと思います。
買って買っての時代
長男が幼稚園に通ってる頃、買い物に行くと「なんか買って!」「なんか欲しい!」といつも激しく要求されました。言うのはタダなので、勝手に言ってれば~と心で思い「買わないよー」と無視していましたが、それにしても毎度言うので腹も立つし、しかも「なんか」ってとこも気に入りません。
「『なんか欲しい』って欲しいものが決まってないのに言うのおかしくない?『これが欲しい!』ってものがあるなら、どうしてそれが欲しいのか聞くけどさ。」
と段々私も息子の「なんか買って」にイラ立つようになりました。
「なんか買って」が落ち着いた今日この頃
それが、最近「なんか買って」を言う回数が減ってきたのです。
一つ目に、彼の中で「欲しいもの」が明確になってきたという事。
二つ目に算数の勉強が進んで、数字の概念や値段の価値が身についてきたからだと思うのです。
最近彼は「コロコロコミック」という月間漫画が好きで欲しがるのですが、我が家は毎月は買ってあげていません。なのでお兄ちゃんのなかで
コロコロコミック=自分にとって価値のあるもの
という図ができあがっているようです。そこで「これ欲しい」と何か言い出した時も
「あっ、これを2つ我慢したらコロコロコミック買えちゃうなぁ」なんて思考に変わってきたようです。
なので、「これとコレ我慢するからコロコロコミック買って!」なんて技も使うようになってきました。
ゲームの中でお金をやりくりすることを学ぶ
最近、長男がやっている「どうぶつの森」というゲームもお金の価値観を教えてくれるものでした。
魚を釣る→売る→お金がもらえる
自分の服を売る→お金がもらえる
などのやりとりがあり、お金がたまったらゲーム内で自分の欲しいものを購入しています。
そういうゲームをやり始めてから、「お金をためたら欲しいものが買える!」という概念が身についたようです。
でもゲーム内では拾ったものを売ってお金にすることもあり、最近「何かいいもの落ちてないかなー?」なんて道を歩きながら言うようになってしまいましたが・・・。
おこづかいのことについての本を読んでみた
そんなこんなで、お兄ちゃんも「なんか欲しい!」でムダ使いはしないのではないか?と思えるようになってきました。
私自身、おこづかいをもらい始めたのが遅かったので、自分の子どもにはもう少し早い段階でおこづかいをあげたいなぁと思っていたのです。
でもやっぱり自分の考えだけでは自信がないので、図書館で本を借りて読んでみました。
「お子さんがお金に興味をもったら読む本」です
この本によると、「この本を手にした時が『おこづかい教育』をスタートさせるベストタイミング」だそうです。
そして今回参考にしたいポイントは、おこづかいには「欲しいもの」だけでなく「ニーズ(必要なもの)も含める」という点です。
やりくりを学ぶために、おこづかいには1か月分の経費(文房具代)も含めるのです。
なので、もう少しで国語のノートがなくなると分かっている場合にはノート代を残しておかなくてはいけません。
今までは、
おこづかい=子どもの欲しいものを買う
という考えだったので、低学年のうちからおこづかいをあげる事にためらいがありましたが、学用品を買う経費込みなら、やりくりを学ぶためにもおこづかいを渡す価値があると感じました。
またこの本は幼児期から大学生までのおこづかい、金銭教育が書かれています。なので、長期的な計画でお金の事を子どもに教えていける親にとってバイブルのような本でした。
それと漫画で描かれている部分も多く、子どもと一緒に本を読むのもいいかもしれません。
我が家で実行してみたいこと
まずは、身近なおやつからです。お菓子を買う時も「1つだけね!」と指定することが多かったのですが、100円までね!と値段を意識して選ばせようと思います。
時には300円を渡して「月曜日から金曜日までのおやつを計画的に買ってごらん!」という買い方もおもしろいですね。
そして、おこづかいは3年生から初めてみようと思います。
あくまで、学用品の経費込みです。
おこづかいで買う範囲を明確にするために、最初に話し合いが必要ですね。
おこづかい帳もしっかり用意しようと思います。
最後に
今年になって、長男は傘を2本も壊しました。
「大事に使ってね」と伝えているものの、やはり帰り道に遊んで壊してしまうようです。「男の子だから仕方ない」という気持ちもあるのですが、やはりもう少し大切に使って欲しい気持ちもあります。
それもこれも、傘は必要な物だからと私がすぐに買いなおしてあげるからかもしれません。
ただ、おこづかいを渡していたとしても傘は高額なので、おこづかいの範囲で「買いなおせ!」は今の段階では厳しいと思います。
まずは自分のノート、鉛筆、消しゴムを自分のおこづかいから買う事によって、物を大切に使う事も一緒に学んで欲しいなぁと思っています。
おこづかい教育に関してはまた経過を報告したいと思います。