中学受験のメリットは?息子を受験させたい夫に聞きました

こんにちは。2人の男の子を育てているゆみと申します。

さて、前回の記事で『全国統一小学生テスト』の事を書きました。去年、我が家の長男が1年生の時に初めて受けたテストなのですが、そのテスト結果を見た夫が「長男には中学受験をさせたい!」と言ってきたのです。

はっきり言って私は中学受験に興味はありません。

なにより息子は当時まだ7歳です。「受験なんて話ちょっと早くない?」

と話しましたが、夫の受験に対する思いは加速するばかり。

とりあえず、

なんでそんなに中学受験をさせたいのか?

中学受験にはどんなメリットがあるのか?

を夫に聞いてみることにしました。

スポンサード リンク

まさかの「中学受験をさせたい」と言い出した夫

そもそも私たち、子どもが産まれる前に口論になったことがあるんです。
中学受験経験者の夫は当たり前のように、まだ生まれてもいない子どもに「中学受験はさせたい!」と言っていました。

私はその時、鼻で笑ってしまいました。「へっあなたの口から中学受験なんて笑っちまうね」と。

私は中学受験なんて子どもに必要だとは思っていません。受験しなくても中学には進学できるからです。

それに夫は小学3年生から塾に通い始めたのにもかかわらず、第一・第二希望の学校には落ち、第三希望の自宅から遠い私立中学に電車で1時間以上かけて通学していたそうな。

しかも、夫の家では中・高の授業料を借りていたので、なんと、結婚してから私と夫の二人で授業料を返済したのです!

「そんな事忘れた」とは言わせません。

日本は中学までは義務教育。塾代を払わなくとも中学には進学できるし、公立中学なら授業料を払わなくても授業は受けられます。
それになにより地元の中学校なら交通費をかけずに歩いたり、自転車で通学できます。

つまり、中学受験をした場合、かけなくていいところにお金がかかるのです!

なので「私は子どもが産まれたとしても、絶対に中学受験はさせない!」
と夫には断言しておりました。

しかし、あれから数年たち、自分の血を受け継いだ子どもが産まれ、小学生にまで成長しました。夫の奥底に眠っていた諦めきれない思いがむくむくと湧き上がってきたようです。

中学受験に対する妻の正直な思い

「中学受験・・・。」私にはイマイチピンときません。

私が小学生時代、受験をする子なんて一人もいなかったし、正直言って想像もできない世界です。そんな小さいうちから猛勉強させるなんて・・・

確かに家庭学習は習慣化させておきたいとは思っていました。
高校受験目前にしていきなりの勉強ではなくて、小学生からの日々の学習は多少なりとも必要だと思っています。なので我が家でも通信教育を受けさせています。

それに読書好きなのはいいことなので、どんどん読書はして欲しいと思い、私も子どものために図書館通いはしています。

ですが、中学受験となるとまた話は変わってきます。
家でのんびりする時間、友達と遊ぶ時間を削って、塾通いなどの受験勉強に費やしていいものなのでしょうか?
「高校受験からだと何がいけないの?」
「わざわざかけなくてもいいところにお金をかける必要ある?」
そんな思いもあり、夫の「子どもに中学受験させたい」という考えを簡単には容認できません。

子どもに中学受験をさせたい理由は?

教育に関しては、ほとんど夫におまかせなのですが、受験を意識するとなると家計にもかかわってくるので、話し合いをしないわけにはいきません。

なので、「どうしてそこまでお兄ちゃんに受験させたいの?」と聞いてみました。

夫の答えは以下の通りです

「地元の中学のいい噂をあんまり聞かないでしょ?・・・」

「それにうちの子は頭がいいし、いい教育を受けさせたい!」

はい。夫の息子に対する過度な期待はよく伝わりました。

中学受験のメリットは?

では、「中学受験のメリットって何?」という質問に変えてみました。

夫の答えは以下の通りです

・まず、高校受験という「無駄」がはぶける。地元の中学に進学すれば、中学二年生から高校受験のために勉強して、高校に入ったらまたすぐ大学受験のための勉強をしなければならない。でも中高一貫校であれば、6年間のカリキュラムを5年で終わらし、残りの一年を大学受験勉強に費やせ、ゆとりある生活ができる。

・中高一貫校の中学のほうが高校も併設されているため設備がいい。

・地元の公立中学校の場合、入学できる中学は指定されており、履修する科目も決まっているが、中高一貫校の場合、学校独自のカリキュラムがあるところもあり、自分の興味ある、自分に合った学校選びができる。

・中高一貫校の高校は募集人数は少ないため、高校からの入学は狭き門。中学受験の方が選べる学校の選択肢が多い。

夫の熱い思いを聞いて、受験に興味のない妻が思った事

中学受験のメリットも何となく分かりました。

確かに小学生で受験をしなかったとしても、中学2年生くらいから、塾などに通い、「高校受験」を意識した勉強にとりくまないといけません。

そして高校に入ったらすぐに「大学受験」に向けて勉強をスタートさせる必要があり、慌ただしいのも分かります。

それに親として、我が子をよりよい環境の学校に行かせたいと思う事はすごく自然な事なのだと思います。

でも、それでも、中学受験にはお金がかかる。

私はやっぱりお金の部分が引っ掛かり、素直に「中学受験賛成!」とは言えません。

息子の中学受験に対する気持ち

さて、当の本人は、受験にたいしてどう思っているのでしょうか?当たり前の事ですが、受験するのは夫ではなく息子です。

なので、「お兄ちゃんは中学受験とかしてみたい?」と、かるーく聞いてみました。すると

「え?そんなの分からない。」と即答でした。

そりゃそうですよね。まだ1年生ですよ。そして続けて

「でも○○ちゃんと同じ中学に行きたい」

と女の子の名前を言い出しました。

なーんだ。まだかわいい事言うじゃん!とほっとしました。

最後に

それでも、夫が「子どもに中学受験させたい!」という一度燃え上がった火は消える事はないのだと思います。

なので、受験をさせるにしても、しないにしても、私は夫と対等に話し合えるくらい、中学受験の事をもっと知る必要があると感じました。

塾の費用や中学の授業料が私の中でネックとなっているのは事実です。

なので、これからしばらくは、中学受験情報集め頑張ってみます!

私立中学の学費 特待生制度を利用する手もあるらしい

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

フォローする

広告