こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。
11月3日に全国統一小学生テストがありましたね。我が家の長男は小学二年生なのですが、この全国統一小学生テスト、今回で三回目のチャレンジとなりました。
私は正直言って、小学生のうちは自分の実力とかランクを知らないでもいいのでは?と思っています。しかも息子はまだ低学年。特に中学受験を目指しているわけでもありません。
しかし我が家の場合、夫が教育パパなのです。
去年の秋の全国統一小学生テストに夫は勝手に申し込んでいました。
そしてそのテストの結果を見て喜んだ我が家の教育担当者は、息子に多大なる期待をかけ、自分の夢を託そうとしているのです。
今回は全国統一テストについて調べてみた事と、息子の小学1年生の時の全国統一テストの結果、その後の夫の怪しい動きをお伝えしたいと思います。
夫が勝手に申し込んだ全国統一テスト
去年の秋、小学1年生の息子が突然
「ぼく今度テスト受けるから」と言い出しました。
「テストまだかな?楽しみだな~」なんて言ってます。
担任の先生がテストが楽しみになるような呪文でもかけたのでしょうか?
「へ~。テストいつなの?」と私も聞いてみると、すぐさま息子は
「おとーさん、ぼくが受けるテストいつだっけ?」と夫に聞いています。
「んん??ちょっと待って、なんであなたの学校のテストの日程をお父さんが知ってるのよ?」
とそこで、夫が登場してきました。そして何食わぬ顔で
「あ、全国統一小学生テスト申し込んだ」と言うのです。
全国統一小学生テストとは?
『全国統一小学生テスト』という文字を目にした事はありましたが、よく知らなかったので調べてみました。
【全国統一小学生テストとは?】
・学習塾の四谷大塚主催の小学生を対象にした学力テスト
・昨年2017年秋の全統テストでは150,950人の小学生が挑戦した全国最大級の小学生テスト
【開催日・場所】
・春と秋の年2回
・日本全国の学習塾で一斉に行われる
【費用】
・全員無料
【全国統一小学生テストの歴史】
・今年で丸12年目。春と秋に開催されているため通算23回目
・2007年、第1回目開催時は小学3年生から受験可
・2010年から2年生も受験可
・2015年から1年生も受験可
・2018年秋から幼稚園年長生も受験可
とにかく日本全国で大勢の小学生が受験する試験なのだという事が分かりました。大勢受けるからこそ、全国規模での順位が分かるそうです。
夫も「今の息子のレベルがどのくらいなのか知ってみたいから」との理由で申し込んだようです。
それに費用は無料
夫が勝手に申し込んだと言っても、料金がかかっていたのなら猛反対したのでしょうが、
「なんだ、無料か。」と胸をなでおろした記憶があります。
それにしても全国統一テストの歴史を見てみると、だんだん受験可能学年が増えていって、今じゃ幼稚園年長さんから受けられるのですね。
自分の息子が小学1年生で全国統一テストを受けるのもビックリですが、幼稚園からチャレンジする子がいるなんて・・・。
どちらにしても私が幼少期なら絶対に通らなった道である事は確かです。
1年生ではどのくらい受験者数がいるものなのか?
しかし、小学1年生が全国統一テストなんて受けなくてもいい試験をわざわざ受験するのでしょうか?
「どうせちょっとしか受けてないでしょ?」
なんて思っていましたが、テストの結果が送られてきて、思っていた以上の1年生が受験していてビックリです!
送られてきた結果表によると、2017年秋のテストの受験生は1年生だけで14,150人でした。
全国統一テストってそんな規模なんですね。
2017年11月 全国統一テスト1年生の結果
全 国 | |||||
教科 | 満点 | 得点 | 偏差値 | 平均点 | 順位/受験者数 |
算数 | 150 | 108 | 54.1 | 98.0 | 5,180/14,150 |
国語 | 150 | 142 | 68.9 | 72.6 | 229/14,150 |
2教科 | 300 | 250 | 64.2 | 170.7 | 1,026/14,150 |
さて、長男の全国統一テストの結果(小学1年生)は↑のような結果でした。
これを見た夫は、大興奮でした。
「やっぱりわしの目に狂いはなかった。うちの子はソコソコできるやつだ!」
と嬉しそうにずっと結果を眺めています。
国語がよくできているのは私も認めますが、この時息子はまだ7歳です。
この結果がずっと持続するなんて事はあり得ないし、今回が良かったからってそんなに嬉しいもの?とちょっと疑問でした。
テストの結果を知った後の夫の怪しい動き
そして、長男の全国統一テストの結果を知った後から、夫の帰りがたびたび遅くなるようになりました。
「今日は図書館によってから帰ります」とか「本屋さんによります」とかで寄り道が多くなったのです。
なにやらスマホをコソコソ眺めている事も多いような・・・。
なんだなんだこの胸騒ぎ”(-“”-)”
「本屋さんとか図書館だとか言って、実は誰かに会ってるんじゃないの?」
そんな事まで考え始めてしまいましたがある日、夫が決心したように言いました。
気がつけば『中学受験ガイド』や『中学受験をしようかなと思ったら読む漫画』なんて本を手に持っています。
「やっぱり中学受験させたい!」
むむむっ!そう来たか・・・。
最後に
目的はどうであれ、全国統一小学生テストは1年生でも1万5千人弱が受験する大規模なテストである事は理解できました。
テストを終えた数日後、息子が
「同じクラスの○○ちゃんと△△君も全国統一テスト受けたんだって~」
と話していたので、子ども達の間で話題になるような時代のようです。
当の息子はテストを受ける事は楽しかったようで、「また受けたい!」なんて言い出しました。
そして、夫の中に眠っていた野望が目覚めてしまったのも確かなようです。
受験させたい父と、受験に興味のない母の話はまた次回お話することにします。