こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。
皆さんは苦手なママ友さんっていますか?
私は人付き合いが苦手な方なのですが、敵は作りたくないタイプです。
「この人苦手かも!」と思っても
「いやいや、そんな事思っちゃいかん!きっと私がコミュニケーション下手なだけだ!」
と自分に言い聞かせてきたのです。
ですが母になり強さが出てきたというか、
「私、全員に好かれてなくてもいいわ!」
なんて気持ちも芽生えてきました。
そしたら、今まで封じ込めてた思いが確固たるものとなり
やっぱりこのお母さん付き合いづらい!!
と声を大にして叫びたくなったのです。
との事で、今回は「やっぱりこんなママ友苦手!」という人と何気なく疎遠になったエピソードをお伝えします。
元気さをアピールしてくるママ
第一子を妊娠中、市が開催してくれる母親教室に参加して、近所のママさんと出会いました。
そのママさんは積極的で、
「メール交換しよ!」
と私じゃ絶対に言えない言葉をいとも簡単に言い出しました。
そしてランチの約束もし、初めての妊婦友達に私もワクワクしました。
彼女は私と違いとても活動的な人で、
「体重増やさないために毎日○○公園に歩きに行ってるよ!」
とか、
「ちょっと遠いけど、○○スーパーまで歩いて買い物に行ってる」
とか、
妊婦生活で大切と言われる「体重管理」と、「よく歩く」事をきちんと実践してました。
「はぁ~この人すごいなぁ!」と感心しつつも、心の中では
「私そんなに頑張れない・・・。」
となんだか不安や焦りを覚えました。
でもいい意味で
「安産にするためには私もちゃんと活動しないと!」
と思わせてくれる人でした。
出産予定日は1か月違いで、彼女の方が先に出産しました。
出産当日
「陣痛きました!」
「分娩室に入りました!」
「昼食間食しました!」
「割とすぐに出てきてくれました!」
ととっても順調で余裕のあるメールが次々やってきました。
羨ましいほどの安産
ものすごく元気そうで順調な出産に、
「すごいなぁ。人にメール送り続けるなんて余裕あるなぁ」
とこれまた関心させられました。
ところが私はその一週間後予定日より1か月早く胎盤が剥がれてきてしまったのです。
そして、全く想像もしていなかった緊急帝王切開
全然安産じゃない!!
彼女の様にちゃんと運動していなかったからか?と自分を責めたりもしました。
そして、術後の痛みで身体はなかなか回復しません。
そんな中でも彼女は写真と共にメールを送り続けてきます。
「生後何日目の○○君」
後日
「ベビーカーデビューしました」
そのまた後日
「今日もお散歩」
まだ生後2週間くらいだろうに彼女は元気に活動してるのです。
産後の私の心と身体はズタボロだったので、だんだんと
「すごいを通り過ぎて恐ろしい!」
と思えてきました。
そのうち自分の子とうちの子を常に比較したいみたいで
「そっちの写真も送って!」
と頻繁に言うようになってきたり、
「今日公園行かない?」
「今から遊びに行ってもいい?」
と言われたり・・・。なので
わたしもう無理!!
と思ってしまいました。写真を撮って送る余裕もないし、まだまだ散歩デビューも考えられないし、家なんか散らかり放題で、片付ける気力もな~い!!
彼女の元気アピールに疲れてしまいました。
その後もたびたびお誘いや元気アピールのメールが来ました。
しまいに「またメール来たぁ(≧◇≦)」と恐怖のメールになってしまいました。
なので、毎度
「なんか子ども不機嫌すぎで写真とれない」
「私の体調が優れなくて、行けません。○○さんは元気で羨ましいよ」
と私が逆に不健康メールを返し続けました。
そしたら、さすがに彼女も何か感じとってくれたのか?お誘いメールもなくなりました。
近所なので、たまには会いましたが会うたびに
「相変わらずげんきだねぇ。私はそんな元気ないよ~」
とお誘いを受ける前にシャッターをおろすようにしました。
きっと彼女もこんなやる気ないママには興味ない事でしょう。
意識高い系のママ友を見つけてください!
と願いました。
今では近所で会ったら挨拶するくらいのいい関係となっています。
有機野菜・無添加・天然の物しか無理なママ
とっても志の高いママでした。
尊敬できる部分もたくさんあります。お話をしてるとたくさん刺激を受けました!
でも、食べ物に関するこだわりが強すぎるんです。
子育てサークルで出会ったのですが、お互い「ママ友付き合いが苦手」というのが共通点で意気投合しました。そしてそのうちお互いの家を行き来するようになったのです。
有機野菜を配達してもらってると言っていたので、食にこだわりを持ってそうだなぁとは薄々感じていました。
家にお邪魔した時にケーキを焼いてくれたのですが、それがびっくりなお味!
正直言って味がない!甘味のないケーキでした。
そしたらとても有名だという蜂蜜を持ってきてくれて、蜂蜜をつけさせてもらう事はできました。
どうやらそのお宅、甘味料も天然のもので・・・という考えのようでした。
私自身時々パウンドケーキを焼いたり、ホームベーカリーでパンは焼いているので、手作りの物を非難したいわけではないのですが、一般的じゃないというか、個性的な味のケーキに驚かされました。
次にお邪魔した時も、手作りの豆乳ヨーグルト、野菜ジュースなどをいただきました。
私は市販品に頼ってばかりなので、どれも子どもには厳しい味で、
「おいしくない」
「これ味しない」
と言いだすのを彼女に聞かれないように必死に隠しました。
我が子が人工の味に慣れすぎて、天然の味が分からなくなってきてしまったのでは?と焦りさえ覚えました。
なので我が家に呼んだ時も、フルーツや手作りのパンなどを出すようにしました。
とりあえず、普通のお菓子は出せる雰囲気ではありませんでした。
とそんなこんな付き合いがしばらく続きましたが、
お互いの子どもが別々の幼稚園に行きだし、付き合いも終わりました。
子どもの付き合いで始まった出会いは子どもの成長と共に変化していくものです。
家は割と近いので連絡すれば会えるのでしょうが、今私にはあの時の労力はありません。
「だって私すっごく無理してたもん!」
とっても一生懸命なママさんでしたが、私自身そんなに頑張らずに、どこででも手に入る市販品に頼って楽に生きたいと思ったのでした。
終わりに
長男の幼稚園入園前から「ママ友って難しい!!」
と思えてしまう経験をしたのもあってか、私はママ友作りに慎重になってしまいました。
なので幼稚園では「ラインやってません作戦」で連絡先の交換をほとんど拒否しました。
今ではラインやってないと言うとわざわざメールアドレス聞いてくる人もいないんですよね。
「ラインやってないんだぁ」
と恥ずかしそうに言うと、相手も「それ以上突っ込むのは悪い」と空気を読んでくれます。
なので、後で疲れてしまうくらいなら、最初から連絡先を交換しないのもおすすめです。
ですが、ちょっとづつ付き合いを減らしていきたいなら自分の立場を相手より下に置いて、相手を持ち上げながら少しづつフェードアウトしていくやり方が角も立たずいいと思います。
あとは、子どもの付き合いの切れ目がママ友との切れ目でもあります。
違う幼稚園に通いだした、クラスが変わった、小学校が変わったとなると、ほとんど付き合いもなくなるので自然と疎遠になっていくものですよ。
最近、私は価値観の合うママ友に出会えて、苦しくなく、飾らず、楽な気持ちでお話しすることができています。やはりママ友は価値観ができるだけ近い人じゃないと疲れてしまいますね。
これからもママ友に左右されずにマイペースで子育てしたいなぁと思っています。