こんにちは。二人の男の子を育てているゆみと申します。
皆さんは子育てにストレスをためやすいタイプですか?
私自身、自分には割といい加減なタイプなのですが、子育ての部分では生真面目なところもあると思います。
保育士を職業としていたので、「保育士さんの子どもがお行儀悪いわよ!」なんて言われたくないのもあると思います。
あと、最近はSNSで子育てに関する厳しいご意見を聞くことも多いので、敏感になりすぎちゃっているのも事実です。なので、周りの目が気になって子どもに注意ばかりしてしまう傾向にはあります。
そんなタイプなのでまあ、子育てに関するストレスはためやすい方かもしれません。
でも世の中には、そんなストレスをためずに楽しく子育てをしている人もいますよね。
そんな人たちが時々とても羨ましいなぁと感じます。
今回私が見かけた子育てにストレスをためにくい何気ない考え方や方法をお伝えしたいと思います。
服伸びちゃうから!!
公園で見かけた子どもなのですが、Tシャツの裾からお腹に手を入れてTシャツをパンチして遊んでいたんです。
その子一人で夢中になってやっていたのですが、親目線でその子を見てると
「わぁ、Tシャツ伸びちゃう!やめて~」
と言いたくなってしまいますよね?
するとその子のママがいるグループの話し声が聞こえてきたのです。
「あれ、お宅の子Tシャツ伸ばしちゃってるよ!」
とのご指摘に、その子のママはチラッと自分の子どもを見て、
「もう、あれ言ってもやめないの今Tシャツにパンチするのはまってて。」
と困っているかのように言ったかと思うと、
「まあいっかな、お友達パンチしてないだけ」
「それにTシャツ伸びて来年も着れるかも!ワッハッハッ!」
と豪快に答えていました。
確かに一人でTシャツと戦っている分には周りに害がないか!
来年着れるかどうか?は疑問ですが「Tシャツ伸びて来年も着れるかも!」のその発想
私にはなかったです!!
私なら目くじら立てて怒っていたかも・・・。
そんな風に笑えるってなんか余裕あるなぁ~と思った一幕でした。
そんなに毎日習い事!?
次男と同じ幼稚園のママで、幼稚園終わってからの子どもとの時間に悩んでる方がいました。
下のお子さんもまだ小さくて、お兄ちゃんとの相手をするのも大変なようです。
ママの様子から育児全般に疲れちゃっているかな?という様子です。
でも、子どもは見るからに元気で遊び足りなさそう。
そこで、そのママは
毎日習い事!
という大胆な選択をしました。
体操教室と空手と水泳。
週二回あるのもあって、幼稚園終わってからは、ほぼ毎日習い事で埋め尽くされます。
毎日習い事とは、子どもにとって負担なのでは?と思ってしまいましたが、とにかくお母さんが元気に明るくなった!
すごくよく笑うようになったのです。
「習い事に行って、帰ってきたらテレビ見てもらって、その間にご飯作って食べさせて・・・。の流れができて、すっごく楽になった!!」
と言うのです。
お子さんは相変わらず元気そうです。
きっと、家だと元気があふれ過ぎちゃうのだろうなぁと想像できる子です。
うん、この家庭の場合は毎日習い事という選択が合っていたのでしょうね!
子どもと一定の距離を置くのも親子共々楽しく、楽になる方法なのかもしれません。
うちは毎日の習い事にかける費用が捻出できませんが、週1くらいで弟くんの息抜きにもなる習い事をさせたいなぁと考えています。
ストローぶくぶくはやめて!!
もう、子どもあるあるでしかないのですが、お店でジュースなどを飲んでいると必ずストローから息を吹いてブクブクし始めますよね。
久しぶりに会った友人と子連れでレストランに行った時、その子のお子さんがすっごくブクブクする子だったのです。
バイキング形式だったので、お母さんがご飯を取りに行っている時に決まってブクブク始めました。
それが、その子のブクブク激しいのです。周りの人にジュースがかかるくらい激しくするのです。私も人のうちの子だとは言えども気になり
「ブクブクしないよ~」
なんて優しく伝えていたのですが、とうとうお母さんに見つかってしまいました。
すると昔からの私の友人
「こら!もっと優しくやりなさい!!」
と注意しておりました。
「えっ?優しくやっていいの?」
と私が質問すると、
「こいつ言っても全然きかないの。やりたいのは認めるしかないの。だからやりたいなら他人に迷惑かけないようにそっとやりな!と今教えてるところ。」
ほお~!!
子どもの行為を完全に封じ込めるではなく、やりたい事を認めつつも、周りに迷惑をかけない
大人と子どもの妥協点!
私なら子どもがやめるまでずっと怒ってるだろうなぁ。
確かにそっとやる分には誰に迷惑をかけるわけでもないし・・・。
そんな発想もあるんだなぁと勉強になりました。
ママ強すぎ!
最後のエピソードです。
この前バスに乗っていたら男の子3人連れたママが乗ってきました。
子ども達は小学生2人と幼稚園くらいの子に見えました。
まだまだやんちゃ盛りです。
すると、お兄ちゃん達、席が決まらなくて、何度か立ったり座ったり移動してしまっていたのです。もちろんお母さんも注意していたのですが、二人のお兄ちゃんもちょっとふざけてしまっているようにも見えました。
すると、一人の乗客のおじさんが
「親が注意しろよ!」
と大声で怒鳴り始めたのです。
私も二人の男の子を育てている身ですから、自分の事のように心臓がバクバクしてきました。
するとそのお母さん
「すみませんねぇ。注意してるんですけどねぇ。全然聞いてくれないんですわ」
と、怒られた事を気にしてる感じもなく、ため息まじりで独り言のように男性に言いました。
「へっ!?開き直った!」
拍子抜けな謝罪でなんとも強いママだなぁと感心しました。
心の中は分かりません。
でも私ならきっと平謝りしかできないだろうし、きっと自分を、そして子どもをすごく責めると思います。
そのママはやんちゃな男の子を三人も育てていて、きっと毎日注意しているのだと思います。
もちろんそれを聞いて静かにしてくれる時もあるのでしょう。
それでも騒いでしまう時はある
だって子どもなんだもん。仕方ないじゃん。
と私にも伝えてくれているような気がしました。
その子達もすぐに空気を読んで座ったし、ずっと騒ぎ続ける子達ではないんですよ。
そして、そういった注意を受けてしまう日もある。
そこでまた子どもも学んでいけばいいです。
もちろん、公共の場で走ったり騒いだりはいけない事です。
ですが、この世に生きていて一度も他人に迷惑をかけない人がいるとは考えにくいですよね。
その場にいた人には申し訳ありませんが、そういう注意を受けながら子どもには成長していって欲しいものです。
親も「他人に注意されてしまう日があっても仕方ない」くらいの気持ちでいられたらいいですね。
最後に
「子どもだからなんでも許されるべきだ!」
とは思っていません。
注意しないといけない時ももちろんあると思います。
しかし、子どもにもそれぞれ思いはあるでしょう。
それを受け止めつつ親と子の妥協点を見つけていけたらもうちょっとイライラせずにすむのかもしれません。
ほんと、ちょっとした発想の転換なんですよね?きっと。
もし、イライラした時は、「これ、あのママならどういう笑いに持っていく?」
って考えてみると、楽しくなるかもしれませんね。
私自身も他の子育てママの見習える部分はどんどん吸収して、イライラしない余裕のある子育てをしていきたいなぁと思っています。