子育ての問題と共に私がずっと悩んでいるのは、頑張っているつもりなのに部屋が片付かない事です。
数か月前、6歳の我が息子の数少ない友達とそのママが我が家に遊びにきました。ごっちゃりしてる家だけど、「小さな子どもがいるんだし仕方ないでしょ」と、いつも通りの我が家に迎え入れました。
そしてその数週間後、今度はうちがそのお友達の家を訪問する機会が訪れました。
「もっ、モデルルームですか!?( ゚Д゚)」
と言いたくなるようなオシャレな家。おしゃれなインテリア。
そしてどこの部屋も無駄な物はナシ。
子ども部屋だってスッキリしていたのです。
そして襲い掛かってきたのはごっちゃりした我が家をみせてしまった事の恥ずかしさ・・・。
我が家は物が多すぎる!!
うすうす感じていたことでしたが、我が家の物の多さを実感するいいきっかけとなりました。
そこで今回は真剣に断捨離を始めてみる事にしました。
最初は捨てるのに戸惑いましたが、次第に断捨離の魅力が分かってきました。今回は我が家の断捨離の過程をお伝えします。
そもそも、我が家にはなぜ物が多いのか?を考えてみる
私の根本に『物を大事にすることはかっこいい!!』
という理念があります。
それはとても大事な事だと今でも思っています。
「まだ使えそうだから。」
「頂いたものだから。」
「いつか使うかもしれないから」
そんな理由で物が捨てられないのです。
裏が真っ白な雑紙も捨てられません。メモ帳として使えるからです。なので、メモ帳サイズにした雑紙はどんどん増えていきます。
また、ありがたい事に、我が家はお下がりの服やおもちゃをもらう機会が多いのです。
それらはありがたく使わせてもらっています。
それでも、お出かけ用にと私好みの子ども服を定期的に買うし、子どもの誕生日やクリスマスにはおもちゃも増えていきます。
自分の服を捨ててみる
そんな私の理念もあるので、自分の服を捨て始めても、やっぱり数枚しか捨てる事ができませんでした。
ハッキリいって、今ある服は私にとってすべて大事な物だし、まだ使えるし、捨てるなんてもったいなさすぎます。
とは言っても洋服ダンス2段分と押入れ用サイズのクリアケース3つ、ギュウギュウに詰まった私の服は季節ごとの物とは言え、ちょっと多いかなぁと感じました。
『断捨離の仕方』の本を読んでみる
そこで、図書館に行き、『断捨離流モノの捨て方』という本を借りて見る事にしました。
断捨離という言葉は流行りましたが実際に断捨離の方法が書かれた本を読むのは初めてです。
この本を読んでみて、これは私に書いてくれた本なのか?と思ってしまいました。私みたいに何かと理由をつけて物をとっておく人に向けて書かれているのです。
読み終わると、物であふれたこの我が家が息苦しく思えてきました。
この前は捨てるものがほとんどないと思っていた私の衣装ケースには捨てるべき服がたくさんあると感じたのです。
それを夫に話したら「その本にものすごく洗脳されてるな」
と言われました。言葉は悪いのですが、洗脳されるような本なのです。
つまり、効果ありです。
でも今までの自分を振り返ってみると「物を大事にしすぎて捨てられない」のも今まで育った環境での洗脳なのかもしれません。
断捨離してみたいけど、どこから始めたらいいか分からないって方や、捨てたいけど捨てられないって方は一度読んでみる事をお勧めします。
服を捨てた成果!
結局我が家では、家族4人分の服が40リットルのごみ袋一杯に9袋分捨てることになりました。
「なんでこんなに服とっておいたんだろうな~」って自分に突っ込みどころ満載です。
私にはなかった新たな考え方を手に入れたことで、自分にとって本当に必要なもの、そうでないものが見極められるようになりました。
それと同時に押入れにあった6つ分のクリアケースが空になり、ギュウギュウにかけられていたクローゼットの服にも隙間ができ、服と服の間に余裕がでました。
たくさんの物を捨ててみて感じた事
本当に必要なものしか買わなくなる
たくさんのいらない服にはまだまだ綺麗な服もありました。自分に似合わなくてほとんど着ていなかったり、色や形が気に入らなかったり、買っても着ていない服がたくさんあったのです。
私って無駄な買い物していたなぁ。と大反省です。でも着ないものは着ないので今回は捨てました。
なので、次からは絶対に失敗のないように買い物をしたい!
強くそう思うのです。
何度試着したって、ちょっと高くても自分が本当に着たい服に出会えるまで妥協せずに選びたいと思います。
毎日着る服がお気に入りのものばかり
服がたくさんあったときは、「最近これ着てあげてないなぁ」とか「せっかく買ったし着ないともったいない」とか「もったいない」という感情で着ている事が多かったのです。
でも、今回似合わない服や、気に入らない服は思い切って捨てることにしました。
そうすると、大好きな服だけ手元に残ったのです。
洋服に気を使うことなく、自分の着たい服だけを着るようになりました。
同様に、子ども服も好きな服だけ残したので「今日はダサダサファッションだけど、着れるからいいか!」って日がなくなりました。
少ないからこそ、物をより大事にする
服を最小限にしたからこそ、その服にそそぐ愛情はより濃いものになります。私の「物を大事にすることはかっこいい!!」という精神は物が少ない方がより確かなものになると実感しました。
実際今ある服が一つでも欠けると困るのです。だから大事にするのです。
今まではお気に入りかどうかは別として、控えの服がたくさんいたので、どの服も扱いが雑でした。
最後に
今回我が家で断捨離できたのは洋服部分です。それだけでもクローゼットや押し入れがスッキリし、私自身の気持ちもスッキリしました。
次は食器類と子どものおもちゃの断捨離を始めたくてウズウズしています。
今日は不燃ごみを入れる有料ゴミ袋の特大サイズを購入してきましたよ!
やる気十分です!!
「私には無理」と思っている方。とにかく人生に一度は断捨離してみる事をお勧めします。