ママだけで子連れお出かけ【新幹線編】

前回ママだけで子連れお出かけ【飛行機編】を書きましたが、今回は【新幹線編】です。

今回は6歳のお兄ちゃんと、2歳になったばかりの弟くんと私の3人で新幹線に乗りました。この3人だけで乗ったのは約1年ぶりです。前回はおよそ2時間半くらいの乗車時間だったのですが、今回は私の実家から、夫の実家へ向かう旅だったので、4時間の長い道のりでした。

お兄ちゃんが生後10カ月の時に、私一人で新幹線に乗ったのがママだけ旅行のスタートです。一人で乗らないといけないのがとても不安で、その時インターネットでたくさんの経験談を読み、頭の中でシミュレーションしたのを覚えています。ただ、飛行機と違って新幹線の場合はトイレなどがあるデッキ部分への逃げ場がある分まだましですよね!

今回、ママ一人で子どもを連れて新幹線に乗る時の不安が少しでも解消できればと私の経験談をもとにアドバイスをお伝えしたいと思います。

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おススメ乗車時間

ママと子どもだけの場合、平日を選ぶ事が多いのではないのでしょうか?平日であれば何時でもいいわけではないんです!

平日の新幹線は早い時間であればあるほど出張や出勤する人など仕事のために乗っている人が多い時間のように感じます。一度子どもを連れて早朝に乗ってしまって「しまった!」と感じた事があります。新幹線の中で貴重な睡眠をとっている方や、仕事をしている人が多く、空気がピリリとしていました。「どうか今泣かないでくれよ~」とヒヤヒヤしたのを覚えています。

なので、平日に子どもを連れて私一人で新幹線に乗る場合は午前10時半以降に乗車します。まあ、その日の乗客の事なんで乗ってみないと分からないところもありますけどね。

新幹線はガタガタ揺れることもないので、お昼ご飯も割とのんびり食べる事ができます。なんとか時間をつぶしたいのが新幹線なので、私はお昼ご飯を乗車中に食べることのできる10時半~11時半位の乗車時間を選びます

[10時半に乗った場合]乗ったら午前寝→お昼ごはん(授乳)。

[11時半に乗った場合]お昼ごはん(授乳)→お昼寝。

なんてうまくいったら万々歳ですよね。

長い道のりなので、少しでも子どもがお昼寝してくれると本当に助かります。

おすすめ乗車位置

授乳中の赤ちゃんを連れている方や、赤ちゃんが泣いてしまうのが心配な方におすすめの席

「多目的室のある車両がおススメです!」

東海道・山陽新幹線N700系の場合だと「11号車」です!N700系座席表

11号車は指定席なのですが、「多目的室」は自由席の人でも、もちろん使う事ができます。移動距離を考えると、11号車に座っていればすぐ多目的室に行けるので便利なんです。

多目的室は個室になっていて、気分の悪くなった人が寝る事ができたり、授乳をする目的で使う事ができます。

やはり一人で子どもを連れていると、泣いたらどうしよう、授乳するにも壁になってくれる人(夫)がいない!っていうので、すごく不安だったのですけど、ちゃんと逃げ場があるんです!授乳できる個室があるんです!私も多目的室にはお世話になりました。

ただ、もし使っている人がいたら使えないので、タイミングもあるし、もちろんのこと譲り合って使わなければならないのですが・・・。それでも11号車に乗っているってだけで安心しました。

赤ちゃんがどうしても泣き止まない時、授乳をしたい時は是非、車掌さんに声をかけて鍵を開けてもらって下さい!(普段は鍵が閉まっています)

車内販売の販売員さんも開けてくれます。

ベビーカーに子どもを座らせたまま新幹線に乗りたい方におすすめの席

ベビーカーのまま乗車できる場所があるのをご存じですか?タイミングよく寝てくれているのに、ベビーカーをたたんで、抱っこして乗せるなんてもったいない!って時ありますよね。

またママ1人でずっと抱っこだとやはり子どもも親も疲れてしまう。そんな時にお勧めな席です。

これまた東海道・山陽新幹線N700系の指定席の11号車の話なのですが、13のA・B席12のA・B席は通常3つの席が並んでいるところなのですが、それぞれC席がありません。

というのも12のB席の横のあいている部分が車椅子のまま乗れる車椅子専用スペースになっているのです。N700系座席表

でも新幹線を乗る直前の予約時に12のB席があいていて、車椅子の方の予約が無ければベビーカーを置いてもいいのです。

実際私も「ベビーカーごと乗せたいので、11号車の12のBが空いていればそこを予約したい」と駅員さんに話してこの席を何度か予約していますし、そもそもその場所を知ったのは、他の方がそうやって乗せているのを何組か見たからです。

もちろん途中から車椅子の方が乗ってくることも考えられるので、その時はベビーカーを畳む事が必要ですが、それまでは子どもはベビーカーに座っていてもらえるので、ベビーカーに慣れていたり、ベビーカーで寝る事のできる赤ちゃん連れの方にはお勧めです。

動きたい盛りの子がいる家庭におすすめの席

長時間座り続けていると大人でさえもちょっと身体を動かしたくなるので、子どもに「じっと座っていなさい!」と言ってもなかなか難しいですよね。

まさにうちの弟くんがまるでじっとしていない時期。四時間の長丁場をどう過ごそうかとずっと考えていました。

そこで今回私たち3人が座ったのは自由席の車両の進行方向一番前の席でした。一番前なので少し空間は広く、前は壁になっているので前に人が座っていない分、ちょっと騒いでも気が楽です。

今回私たちは窓際からの二席確保して、二つの席を分けてある肘掛けを上にあげ席をくっつけました。二席で大人1人と子ども二人は十分に座れました。そして床にレジャーシートを敷き、靴をぬがして椅子と床とを自由に行き来できる空間を作りました。通路に出てしまうのを防ぐためキャリーバックを置いてそれ以上行けないように封鎖しました。

床で漫画を読んでいるお兄ちゃん。床と椅子とを行ったり来たりする弟。床でピクニック気分でお菓子を食べ始める兄と弟って感じでなんとか過ごしました。

とにかく子どもが騒いでしまわないかが不安な方におすすめの席

そんな時は他に子どもの座っている後ろや前の席を選びましょう!

やはり子どもが騒いだとしてもお互いさまって思える相手が近くにいると心強いです。

今回は私たちが車両の一番前の席に座ったのですが、その後ろを次々と子ども連れのママ達が乗ってきました。弟くんがすぐ泣くので周りに迷惑かけないか心配だったのですが、弟くんの泣き声がかき消されるくらい後ろの子ども達もうるさくて・・・。

「あっ、うちの声目立たないわ」とちょっとホッとする自分がいました。

もちろん、他のお客さんへの配慮は必要ですが、子ども同士かたまっているとなんだか安心します。

※【乗車運賃の注意点】

指定席で子どもの分の席を確保したい場合は小学生未満でも子ども料金がかかります。

自由席で子どもの分の席を確保した場合、小学生未満であれば無料です。

新幹線の中に持って行くおもちゃ

飛行機と同様にやはり音のでないおもちゃが無難です。

なので子ども用雑誌は一番おススメです。年齢に合ったものを購入すれば、雑誌の内容もその年齢に合った興味のあるものになっています。たいてい付録のおもちゃがついているのでそのおもちゃで遊んだり、シール貼りを楽しんだり制作物を作ったりとしばらく遊べます。

机を出せばぬり絵やお絵かきもできます。

あと、普段はほとんど触らせないのですが、今回は長時間なのでスマホのゲームアプリで遊んでもらいました。

普段触ってないだけあって、子ども達興味津々で集中して遊んでくれるのです。弟くんが遊べるような子ども用のアプリも沢山あります。まだゲームで遊んで欲しくないなぁと思ってはいるのですが、最終手段として持っているとやはり楽です。

あと、YouTubeでアニメなどを見せる事もできますよね。

今回は音を出さなくても楽しめる「トムとジェリー」を見てもらいました。

アニメを見せる時のためにスマホスタンドがあると便利です。

また、新幹線に乗り慣れているのかな?という風に見えるママと子ども二人が横に座っていた時は、ポータブルDVDプレイヤーをサッと取り出して、子どもに大きなヘッドフォンをつけて見せていました!

羨ましかったし、かっこよかったです。

最後に

私一人で子どもを連れて初めて新幹線に乗った時、いろいろな事が不安で心臓バクバクしていました。その時お兄ちゃんが生後10カ月の時だったのですが、通路を挟んだ隣に赤ちゃん連れの夫婦が座ってきました。私が一人で子どもを連れているのをみて、「何かあったら、協力しますので言ってくださいね!」と声をかけてくれたのがとても心強かったです。たまたま同じところで降りたのですが、降車時もパパさんがうちのベビーカーを運んで降りてくれました。

私もこういう風にママ1人で子どもを連れて乗る時のお役に立てたらなぁと今回の記事を書いています。ちょっとはイメージできたでしょうか?

最初にも言いましたが、新幹線の場合は車内を歩いて気分転換もできるし、多目的室もあるし、デッキ部分への逃げ場もあるので、ママ一人で子ども連れでも意外と大丈夫です!

ママだけで子連れお出かけ【飛行機編】


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