上の子にイライラしちゃう!そんな時こんな声掛けしてみませんか?

私の妹は1歳半差で第二子を出産しました。もちろん望んだ妊娠・出産ではありましたが、想像していた以上に上のお兄ちゃんに手がかかってしまうそうです。やって欲しくない事をやったり、下の子にちょっかいをかけたり・・・。

「あ~またお兄ちゃんにキレてしまったぁ~」と何度も懺悔メールが入ります。

幸い私達姉妹は家が近いので、あまりにも深刻そうなメールだと私も様子を見にいきます。妹の家の上の子はうちの弟くんと同じ歳で2歳前。絶賛イヤイヤ期でもあります。

様子を見ているといやぁ。確かに大変そう。

前回2人目出産後、上の子にイライラしてしまうの記事でもこの件についてとりあげましたが、今回は具体的に、上の子の行動をどのようにとらえ、どんな言葉がけをすればよいかを提案したいと思います。

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やって欲しくない事をやる

例えば食べ終わった食器を投げてしまう事について毎日怒ってしまう

もしかしたら、自分で片づけているつもりかもしれないし、自分でお母さんに手渡したいから投げる事によってお母さんに気づいて欲しいのかもしれません。ここは怒りたいのをぐっとこらえ

「ありがと~次はこのトレーの上に置いてくれたらもっと嬉しいな!」

「おしいっ!お母さんの手はこっちなので次はこっちにちょうだいね!」

などの声をかけ続けてみて下さい!次も投げちゃったとしても、肯定的な言葉をかけ続けて下さい!

例えば干してある洗濯物を引っ張る事に対して怒ってしまう

タオルだと届いてしまうのですよね~。でもこれまた、お母さんのお手伝いをしたいのかもしれません。

「ママのお手伝いしてくれるの?ありがとうね!」

と声をかけてあげてください。どうしてもまだ干していたいのならその後洗濯物を移動するか、子どもをさりげなく移動してください

下の子をイジメる

例えば下の子の足を引っ張ってしまう事に対して怒ってしまう

お母さんがオムツを換えている様子をいつも見ていて真似したいのかもしれません。自分もお世話できると思っているかもしれませんね。

「おしっこでてるか一緒に確認してみようか!」

「○○ちゃんキックしてくるかな?お~キック強いね。」

など声をかけて下さい

例えば下の子にボールを当てる事に対して怒ってしまう

一緒に遊べる日が待ち遠しいのかもしれませんよ。早く一緒に遊びたい気持ちで投げてしまうのかもしれませんし、投げたら赤ちゃんがキャッチできるんじゃないかと思っているのかもしれません。

「○○ちゃんまだボールキャッチできないから手に渡してあげようか!」

「早く一緒にボール遊びしたいね!」

「○○ちゃんはまだボールポーンできないから、ママとやろうか!」

などの声をかけてあげてください。

下の子を叩く事について怒ってしまう

触ってみたいけど、ソフトタッチが難しいのかもしれません。そんな時は叩いてたとしても

「いいこいいこしてくれてるの?こうやってやるんだよ。いいこいいこ。ほら、嬉しそうだね。」

などの声をかけてあげて下さい。

これらの声掛けの意図は?

もちろん怒らないといけない時もあります。その線引きは難しいかもしれませんが、危険なこと、公共の場で他人に迷惑をかける事、もう二度とやって欲しくない事ならば注意したいところです。

今あげた事例はどうでしょうか?お母さん、下の子には迷惑かもしれませんが『その後お手伝いへ』『下の子との関わりへ』の発展の余地ありだと思いませんか?

そもそも最初にやり始めたきっかけは子どもに悪気はなかったのかもしれません。

でももしママを困らせたい、ママの気を引きたいがためにやっている事だとするならば余計に

子どもの思惑を大人の声掛けでいい行動にすりかえてしまいましょう!

その後

そんなこんなで上記のようなアドバイスを妹にしましたが、さっきメールがきて、今度は上の子が家じゅうに唾を吐きまくる・・・。との報告がありました(;^ω^)

アルパカですかっ!?

しかも怒ったらニヤニヤするのだとか・・・。やった!唾吐きならお母さん振り向いてくれる!って心境?

唾吐き・・・。公共の場では迷惑だなぁ。何かその後の発展はあるのか・・・?「ありがとう~お掃除してくれてるの?」とか?イヤイヤ・・・。唾でお掃除も嫌だよな。

これはもう注意していい事だとは思います。「唾は吐きません!お母さん困ります!」と伝えましょう。

今後も唾吐きをするようなら、お母さんが怒りながら拭くのではなくて、雑巾を渡して「これで拭いてね」とあっさりした態度の方が子どもも飽きてくるかもしれません。

最後に

と偉そうに色々話してきましたが、これを私ができているか?って聞かれたら、こんな肯定的な声掛けが毎度できているってわけじゃないのですけどね(^▽^;)

「あ”~お兄ちゃん、なんで弟くんいじめるのよ!お母さんみてたよ!」とドスのきいた声で注意する事も多々あります。うちは4歳差の兄弟で、お兄ちゃんが6歳。弟を泣かせる事ばかりするのですよね・・・。

でも、うちのお兄ちゃんも甥っ子と同じで2歳の子との関わり方が分からないのかもしれません。なので、余裕のあるときは「注意してくれてありがとう!でもそんな大声で言わなくても弟くんには伝わるよ。」とか「抱っこしようとしてくれてたの?ありがとうね。でも怖がって泣いてるからそんな時はお母さんお手伝いするよ。また抱っこしたい時はお母さん呼んでね」など、否定的な言葉を使わない努力はしています。

できない時もありますけどね(*´ω`)・・・。

妹から相談を受けたり、このブログを書くことによって私自身も子どもとの関わり方、声のかけ方を見直していくきっかけとなってます。

妹は今頑張って、少し怒りを抑え、肯定的な言葉をかけているようです。

もし怒ってしまうことで悩んでいるなら、是非いろいろな関わり方を試してみてください!


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